夫の投稿です。
今回は愛着障害の克服シリーズ
『愛着の傷を取り戻す』です。
①愛着障害の心の傷
幼少から受けた親からの罵倒や、
機能不全家族への嫌悪感など、
愛着障害の傷に気づかずに
大人まで生きてきました。
今まで欲しかった愛情を
親にもらえなかったのです。
過保護で過干渉・肝心な所は放置で
秘密の多い家庭で育った私は、
楽しい思い出よりも、
されて嫌だったことの方が多く、
トラウマになって
沸いて出てくる感情があります。
②幼少時代の愛着の傷を修復する
幼少~青年時代の愛着形成が
上手くいかなかったために受けた心の傷は
もう過去の事なので事実を変える事は
出来ません。
親に成人になってから愛情を求めても、
癒されるどころか、
より一層傷が深くなるケースが多いです。
愛着障害でたとえ愛着に傷が付いても
修復する事は可能です。
もう一度幼少の心になってやり直す事で
修復できます!
ある意味、赤ん坊の頃の心になって、
もう一度人生をやり直す気持ちで
生きる事が修復へのプロセスになります。
そのためには、
愛着形成をやり直してくれる
第3者の存在が不可欠です。
③妻が愛着の傷を癒してくれた
愛着に傷を持っている人は、
心が硬い殻で覆われているため、
中で悲鳴をあげている感情に蓋をして
生きています。(私がそうでした)
そうしないと辛すぎて生きていく事自体が
苦痛だったからです。
アルコールや娯楽では補えない部分です。
より一層、心に蓋をして
ごまかしているだけにすぎませんでした。
この心の硬い殻を少しづつ
柔らかくしてくれて、
癒しをくれたのが今の妻です。
私は母親にもらえなかった愛情を、
妻からもらったのです。
ある意味母親代わりをやってくれていました。
赤ん坊からやり直したのです。
そして幼い子供のように、精一杯妻に甘えたり、
駄々をこねたり、ワガママを言ったり、
困らせたりする事もいっぱいしてきました。
それでも別れずに私の愛着障害を
理解してくれて精一杯接してくれた
妻がいたからこそ、
(出会った頃は精神年齢が
小学校4年くらいだったのが)
成人男性レベルまで成長する事ができました。
今では子供のように過剰に甘える事なく、
夫婦として対等な立場で信頼関係を
築くことができています。