毒親 機能不全家族 妻の投稿

機能不全家族の呪縛(後編)

投稿日:2019年6月26日 更新日:

妻の投稿です。

後編は両親の離婚後から現在までの出来事です。

母の再婚

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母の勤め先で、

私達兄妹の父親になりたいと言ってくれる男性がいると

母から報告を受けました。

兄は反対しました。

母は収入と生活について説明し、

男性の経済力の助けが必要と私に話しました。

私は、

その男性が母を大切にしてくれるのなら再婚してよいのではと答えました。

私がちょうど高校入試のころ。

片親なので就職も考えていました。

兄には自分と同じ高校には入るな!と

忠告されていました。

男性は私を高校に行かせてあげたいと挨拶に来ました。

母も穏やかで、兄はしぶしぶOKをしました。

兄は昼間の定時高校へ行って、

帰宅後母の務め先にアルバイトへ行っていました。

養父のおかげで、私は高校に通う事になりました。

養父

man standing near wall

 

私にとって実父よりも父親でした。

私が22歳のとき結婚式でバージンロードを共に歩き、

ドレスの裾を踏み、

2人であたふたした懐かしい思い出が印象的です。

母を愛し、沢山の笑顔が溢れていました。

私は結婚して実家を出ていたので、

養父の裏の顔を知らずにいました。

養父の嫉妬

yellow flowers

 

母は、夫婦の老後の為にお店を出したいと兄と計画をしていました。

兄は資本金を出し、事実上経営者。

母は過去の経験を活かし、

餃子の店舗を出店しました。

飲食業を経営する際に必要なのが食品衛生責任者。

調理師の父に母と兄は甘えました。。。

養父は面白くありませんでした。

店も反対していました。

父は再婚相手の居る店に足を運び、

「食いにきてやった」と平気で養父に話しかけたりしました。

養父は店に居るのが嫌になり、

パチンコに通うようになりました。

母は激怒し、

店に出勤しない養父の悪口を

私の携帯にかけてぶちまける日がどんどん増えてきました。

 

養父の借金

 

養父から母と離婚する報告を受けました。

養父はB型肝炎で通院していたり、

母より12歳年上なので高齢離婚なんてしなくてもよいのでは?と伝えました。

ところが、母が激怒して許してくれないから出て行くよと。。。

母に確認の連絡をしたら、養父は借金をしていたと判明。

パチンコと競馬にのめり込んで返済出来なくなってしまったと。

支払いは兄と母で工面したと。。。

母は、結婚相手に2度裏切られたとご立腹。

実家の離婚騒動から。。。

woman hugging boy on her lap

 

私自身、夫の両親と馬が合わず夫に相談していましたが、

夫は上手く間に入れず、

実家の離婚騒動が拍車をかけ、

夫の両親とますます上手くいかなくなり、

結局私も離婚することになりました。

養父の末路

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離婚後、市営住宅へ入居しました。

保証人を母と兄が入居時にしてあげてましたが、

病状が悪化し入院するころ、

やはり養父を許せなかった母達は保証人を変えるよう養父に伝え、

養父は姉に保証人になってもらいました。

病状が進み、肝硬変となり末期を迎えるころ、

母は養父の世話を2日に1回の割合で私と病院に通っていました。

病院側から、

死期が近いからと報告されたので養父の兄弟へ連絡しましたが、

誰一人来てくれませんでした。

 

お腹に腹水が溜まり、抜いてもらう。。。

お漏らししたり、お風呂も介護が必要。。。

 

養父「ごめんな。許してくれ。。。。嗚咽。。。帰りたい。。。」

母も泣き出す。。。

私「帰っておいで」

布団の中で男泣きしていました。

その2日後、養父は亡くなりました。

病院からの連絡

half moon

 

夜中に電話がなる。。。

養父が亡くなったと。。。

母とは離婚しているため、

養父の兄弟に病院は連絡をいれたが、

こちらまで来るには1日はかかる距離のため、

養父は霊安室で冷たくなって待っている。。。

代理でお迎えをお願いしますと。。。

 

病院に着くと、

養父は穏やかな顔で横たわっていた。。。

 

霊安室

 

 

触れるとひんやりしていた。。。

病院側から腹水がかわいそうだから抜いてあげたいが、

養父の姉が触るなと怒鳴ったため、そのままです。と伝えてきました。

何もするな。火葬のみで進めるようにと。

私達は養父を骨壷まで準備するよう段取りをすることとなった。。。

私「お父さん、お待たせ。寒かったね。おかえり。」

養父のお世話をしてくれた看護婦さんが号泣して私の手を握りしめました。

火葬

white concrete angel sculpture

 

養父の弟が来て、

私達と一緒に養父の最後を見守り、

骨壷となった養父を連れて帰りました。

遺品整理

blue ballpoint pen on white notebook

 

遺品整理で貴重品の確認をした際、

養父の手帳やメモ、日記を見つけました。

母は捨てろと言いましたが、

私は中を確認させてもらいました。

そこには離婚後、まだ返済する借金があること、

持病を抱えながら面接を受けて働いていたこと、

入院中にも返済していた記録、

通帳の中身はもう無いこと、等、

養父の生き様を知ることが出来ました。

死後の経験

1 US dollar banknote close-up photography

 

死亡日から数日後、

借金の取立てから連絡がありました。

母や兄は養父との離婚時戸籍から抜けていましたが、

私は結婚して出ていたので、

戸籍は養父と養女の関係で繋がっていました。

直ちに相続放棄の手続きをしに家庭裁判所へ行きました。

person standing near the stairs

 

他、銀行から緊急連絡先に兄の連絡先が記載されていると電話が。。。

年金を担保にお金を借りていたとのこと。。。

死亡診断書で解決出来るから用意してくださいと。。。

養父が亡くなりマンションの支払いがチャラになったり。

養父は借金だけを残したわけではなく、

母にきちんと住む家を与えて旅立ちました。

マンション売却

close-up photography of curtain wall building during daytime

 

兄の結婚。母の老後。

私は自身の離婚で息子を手放し、

ポンコツうつの居候。。。

転職を繰り返し、

何度も潰れる自分が嫌でした。。。

 

そんな私達でしたが、

兄の家購入とマンション売却で相続の問題が再浮上しました。

マンション購入時、

共有名義は養父・母・兄の3人で分配していました。

分配率が1番多いのは養父。

この相続が空のためマンションが売却出来ないことが分かりました。

 

兄は養父の兄弟に連絡したくないから、

家の購入をやめるといい、母がぶちギレました。

イコール私がこの件を解決しなくてはいけなくなりました。

養父の身内の住所・連絡先のメモを整理し、

手続きに必要な情報収集を片っ端から調べました。

 

ある程度情報収集出来た頃、

売却相談していた不動産の担当者と相続の雑談をしていたら、

とても面白いから資料見せて!言ってくれて、

これは司法書士の仕事だね。

資料は素人だけど良く出来ている。

がんばったね!と、

司法書士の先生を紹介してくれる話になり、

ほっとしました。

 

兄はあたかも自分が調べた顔をして

司法書士の先生に依頼しましたが、

先生は話が理解できず困り果てる兄より、

私と連携し始めました。

 

本来ならば私が養父の相続権が有ったのですが、

きちんと相続手続きをしていたら

財産を受け取れたのにと先生に言われ、

笑えてきてしまいました。

 

養父の兄弟たちは、棚から牡丹餅。

お金欲しさにあっさりとマンション売却まで行きました。

このときの報酬として母と兄は、

私に軽自動車1台分のお金を渡してくれました。

私は養父のお陰で相続について学ぶことが出来ました。

 

父の老後

 

長い前置きになりましたが、ここから本題。

養父の死後、

相続を経験し両親の老後を考えさせられました。

 

母は終活を私にお願いしてきました。

いつ、誰が亡くなっても困らぬように。。。

・母の葬儀時の宗派は、神道と決めました。

・各保険の見直しを家族全員しました。

・重要書類や印鑑等の管理を明確にしました。

 

あとは血縁である父についてです。

高齢になった父の状況は、

  • 生命保険に加入していない
  • 貯蓄していない
  • 銀行通帳が多すぎる
  • 銀行印が実印だった
  • 老後、孤独死する可能性が高い
  • 寝タバコの跡が多数
  • 近隣住民とトラブルが多い

私の考え

  • 年金で入れる施設に入居させる
  • 法律に準じて今後を考える
  • 役所に相談する

兄の考え

  • 年金を超える施設料は支払いたくない(リスク)
  • 施設から追い出されるたびに苦労したくない(リスク)
  • 監視下に置いて、一緒に生活する(支配)

兄は最悪のシナリオを想定し自分に不利になることを拒みます。

手の掛かる調べ物はすべて私が担当します。

兄は長男として決定権があります。

母も世話になる身分のため兄に従います。

父も高齢になり兄に従うと同意します。

 

同居

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新居に父を引き戻し、同居人として支配。

母は別れた亭主と同じ屋根の下で生活する事に同意。

初めは父も合わせる努力をしていました。

  • 収入管理
  • 通帳管理
  • 保険の加入
  • 印鑑管理
  • 服の管理
  • 部屋の管理

確実に老後の貯蓄をすることが可能になりました。

生活習慣も厳しく管理される父は、

日に日に不満が溜まっていきました。

 

支配者は兄ですが、裏で操作しているのは母。

父は耐えられなくなると豹変します。

過去の恐怖が甦ります。

父は私に逆らいません。

注意すれば素直に聞きます。

私の立場は問題が生じると必ず仲介役をさせられました。

このやり取りが嫌でしばらくひきこもりました。

 

私の再婚から現在まで

silver-and-gold-colored rings near pink flower

 

現在の夫と再婚し、私は実家を離れました。

 

※母と兄は私という盾がどうしても欲しい・・・

機能不全家族の呪縛はDVをしていた父よりも根深い所にありました。

私にとって母と兄からの支配と依存は、長い間私の私生活を脅かすものでした。

2人から「監視・口を挟む・即決」という攻撃を何度も何度も受けて来ました。

 

私の全てをコントロールしようとする。

私の全てを否定する。

私の夫が気に入らないから離婚しろと脅す。

私の子育てが気に入らないから兄夫婦に養子に譲るよう脅す。

 

○○だから(否定)△△しろ(命令し強引に即決させる)

「己」を主張するな!!と潰されました。

 

自己肯定感など持ち合わせていない私は、

母に

「いらないなら殺してくれ」と

お願いしました。。。

 

兄は土下座までして妹を手に入れたかった。

利用価値があるから側に置いておきたかった。

母が亡くなった後の依存先が欲しかった。

 

母は、兄の土下座に対応しなかった私にキレて、

「お前はイカれている。精神病棟に入れ!」と、

ゴミ扱いされました。

 

目撃者

 

このやり取りを父と娘、兄嫁は見ていました。

 

父はこっそり私に会いに来ます。

父はまだ働いています。

生きがいの場になっているそうです。

働いている間は黙って兄に従うと言っています。

退職したら施設に入居するそうです。

 

娘は、

もう2度と実家に行きたくない。

会いたくないと言っています。

 

兄嫁は私の身代わりになっています。

 

私は父にも兄嫁にも自由になって欲しい。。。

 

人生の選択は各個人の問題。

私は実家と関わらない。

そう決めました。

 

これが私の体験談です。

 

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